東武東上線の東武練馬駅から歩くこと約10分。喧騒を離れ、少しずつ住宅街の落ち着いた雰囲気が漂いはじめる頃、ふと視界に飛び込んでくるレトロな看板。今回ご紹介するのは、昭和36年(1961年)の創業以来、地元の人々に愛され続けている老舗の純喫茶「珈琲屋らびっと」さんです。
タイムマシンに乗って昭和の時代へそのままスライドしたかのような、唯一無二の空間が広がる素敵なお店をレポートします。

一歩足を踏み入れれば、そこは昭和のミュージアム
お店の入口に近づくだけで、胸が高鳴ります。店頭のディスプレイや窓辺には、現代のカフェではお目にかかれないようなレトロな品々がずらり。ガラス越しに覗く世界観だけでも、この場所がどれほど大切に時を重ねてきたかが伝わってきます。

暖かみのある扉を開けて店内へ足を踏み入れると、そこにはさらに濃密な昭和レトロの世界が広がっていました。壁一面に飾られた懐かしい看板やアンティークのポスター、味わい深いライトや小物の数々。どこかノスタルジックで、それでいて不思議と心が落ち着く空間です。近代的なおしゃれカフェにはない、この温かみと重厚感こそが、年季の入った純喫茶ならではの醍醐味といえます。

こだわりの自家焙煎コーヒーと、相性抜群のスイーツ
メニューを開くと、選び抜かれたシンプルなラインナップが並びます。こうした「迷いすぎないメニュー構成」も、長年愛されるお店の潔さとこだわりを感じさせ好感が持てます。
この日は、私は定番の「ブレンドコーヒー」、ハニー(妻)は「グアテマラ」をオーダー。そして、お茶請けにはみんな大好き「チーズケーキ」を選んで二人でシェアすることにしました。

丁寧に淹れられたブレンドコーヒーは、豊かな香りと深いコクが口いっぱいに広がり、歩いて冷えた体にじわっと染み渡ります。ハニーが頼んだグアテマラも、すっきりとした酸味と上品な苦みのバランスが絶妙で、一口もらうと思わず笑みがこぼれてしまう美味しさです。
そして、コーヒーの名脇役として最高の仕事をしてくれるのがチーズケーキ。しっとりとした口当たりと濃厚なチーズの風味、甘さ控えめの優しい味わいがコーヒーの苦みと最高にマッチします。これを二人でシェアしながら、「美味しいね」「落ち着くね」とゆっくり言葉を交わす時間が、何よりも贅沢なご褒美に感じられました。
心がほどける、温かなおもてなし
「珈琲屋らびっと」さんの魅力は、そのインテリアやコーヒーの味だけではありません。お店を切り盛りする方々の、温かくて飾らないお人柄も大きな魅力です。
一人で訪れて本を読んだり物思いにふけったりするのにもぴったりですし、私たちのように夫婦で訪れて穏やかな時間を共有するのにも最適。長居しても急かされるようなプレッシャーが一切なく、ただただ緩やかな時間が流れています。気づけばグラスの氷が溶けるのも忘れて、すっかりお店の雰囲気にトリコになってしまいました。
東武練馬エリアで、喧騒を離れて本当の意味で「ホッと一息」つける場所を探しているなら、ぜひ足を運んでほしい名店です。今度は名物と噂されるコーヒーゼリーもいただいてみたいなと、早くも再訪の計画を胸に抱いています。
※最近の記事作成には、AIのGeminiにも協力してもらっています。構成のヒントをもらったり、表現を広げたりと、頼もしい相棒です。









