池袋でのレトロなモーニングから始まった今回の休日おでかけ旅。メインイベントである埼玉県日高市「和食処 芳月(ほうげつ)」さんでの旬の鱧(はも)コースランチを心ゆくまで堪能し、バスの時間と戦いながら「薪窯パン イマココ」さんで香ばしいハード系パンを無事にGETしたあとは、次なる目的地へと移動します。
無事に間に合った路線バスに揺られ、到着したのは乗り換え駅である「飯能(はんのう)駅」。
日高での余韻に浸りつつも、「飯能へ来たからには絶対に立ち寄りたい場所」がありました。それが、趣のある蔵で絶品スイーツと珈琲が味わえる「蔵カフェ 草風庵(そうふうあん)」さんです。
1. 飯能へ来たら外せない!「蔵カフェ 草風庵」へ

飯能駅から少し歩いた場所に佇む「蔵カフェ 草風庵」さん。その名の通り、歴史を感じさせる立派な「蔵」をリノベーションしたカフェです。
店内に一歩足を踏み入れると、木の温もりと香ばしいコーヒーの香りが漂い、旅の移動で少し火照った身体を心地よく癒やしてくれます。
今回のお目当ては、お店の看板メニューでもある「季節のフルーツパフェ」!もちろん、マスターが丁寧に淹れてくださる温かいコーヒーも一緒に注文しました。
2. 100年以上の時を刻むアンティーク時計のやさしい音色

注文を終え、クラシカルなカウンターや趣のあるインテリアを眺めながら静かに待っていると、どこからか「ゴーン…」というかすかな金属音が聞こえてきました。
ふと音のする方へ目をやると、カウンターの上に重厚で美しい置時計が鎮座しています。気になってマスターにお話を伺ってみると、なんとこの時計、1905年(明治38年)製のものなのだそう!
100年以上も前のアンティーク時計ですが、大切にメンテナンスを続けながら今も現役で動いているとのこと。「ちょうど時間(正時)と、30分の“半”になると、かわいらしい音で時を教えてくれるんですよ」とマスターが笑顔で教えてくださいました。
ゆったりとしたクラシック音楽が流れる店内に、1905年製の時計が刻むかすかな音。時折鳴るやさしい音色に耳を澄ませていると、タイムスリップしたかのような贅沢な時間が流れていきます。
3. 旬の果実が咲き誇る絶品パフェと、至高の珈琲

そうこうしているうちに、お待ちかねの「季節のフルーツパフェ」と「コーヒー」が運ばれてきました!

目の前に運ばれてきたパフェは、グラスの底からトップに至るまで、旬の果物がこれでもかと贅沢に盛り付けられた芸術品のようなビジュアル。

一口食べると、みずみずしい果実の自然な甘みと、甘さ控えめの生クリームやアイスが見事なハーモニーを奏でていて、思わず「とっても美味しい…!」と声が漏れてしまいます。

そして、パフェと一緒にいただくマスター淹れたてのコーヒーがまた格別! 深みのあるコクと爽やかな苦味が、パフェの甘みを引き立ててくれ、一口ごとに幸せなため息が出てしまう美味しさです。1905年の時計の音色を聴きながらいただくパフェとコーヒーは、まさに五感全体で味わう至福のひとときでした。
4. 飯能名物!売り切れ必至の「四里餅(しりもち)」
そして今回の飯能寄り道には、もうひとつ大事なお楽しみがありました。それが、行きに乗り換えのタイミングでちゃっかり購入しておいた飯能名物「四里餅(しりもち)」です!

賞味期限が「当日限り」という、まさに地元でしか味わえない超フレッシュな大福チックなお餅菓子。柔らかいお餅の中にたっぷりの餡が入っていて、一度食べたら病みつきになる美味しさです。案の定、帰りがけにお店の前を通ってみると、「売り切れ」の看板が出ていました。朝の行きに買っておいて大正解!
ちなみに、このユニークな「四里餅(しりもち)」という名前の由来をご存知でしょうか?
【四里餅(しりもち)の由来】 その昔、名栗川(入間川)のいかだ乗りや、山奥から江戸へ木材を運ぶ木こりたちが、険しい山道を歩く際のエネルギー補給としてこのお餅を食べていました。 非常に美味しく腹持ちが良いことから、「これを食べれば四里(約16km)の山道も難なく歩ける(後ずさりしない=尻餅をつかない)」ということから、「四里餅」名付けられたといわれています。

焼き印の向きで「つぶあん」と「こしあん」が見分けられるようになっているのも、昔ながらの粋な工夫ですよね。おうちに持ち帰り、当日のうちに柔らかいお餅と風味豊かな餡を美味しくいただきました。
5. 乗り換え時間も旅の主役に。大満足の休日おでかけ
朝の池袋「カフェ ド 巴里」でのモーニングから始まり、日高「芳月」さんでの絶品鱧コース、ハラハラドキドキだった「イマココ」さんの薪窯パン購入、そして飯能「草風庵」さんでのレトロなパフェタイムと「四里餅」のお土産まで。
ただの「移動・乗り換え」だと思っていた時間を少し工夫して寄り道に充てるだけで、休日のおでかけは何倍も豊かな「最高のグルメ旅」へと変化しました。
みなさんも飯能や日高方面へお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。素敵な料理と空間、そして歴史を感じる温かい出会いが待っていますよ!









