【足立市場戦利品】魚さばきが苦手でもOK!不器用さんでも成功する「白子下処理」と「カキフライ」足立市場で仕入れた旬の食材を2日間で満喫する絶品夜ごはん
前回、興奮冷めやらぬままご紹介した市場での戦利品たち、覚えていますか?あのピカピカの新鮮な食材たちを、今回は最高に美味しく料理していきますよ!
皆さん、こんにちは!「なんだかチョット良い感じ」のbenring.comです。
「市場で買ったはいいけど、どう調理しよう?」と迷っている初心者さんや、「新鮮な食材の下処理って難しそう…」と感じている方のための、失敗しても全然OKな超実践的な夕食作りブログです!
市場の恵みで豪華絢爛な夕食!今日の主役たちをご紹介!
まずは、前回市場で仕入れてきた、とびきり新鮮な戦利品たちを改めてご紹介します!この子たちをどう調理していくか、想像するだけでわくわくしますよね!
透き通る新鮮さ!イカと白子

市場に着いて最初に目を引いたのが、この活きの良いイカ!透き通る身を見たら、もうお刺身にするしかありません!

そして、冬の味覚の王様、白子!とろっとしたこの白子は、丁寧に下処理をして、極上の逸品に仕上げていきます。
海のミルク!牡蠣と高級魚たち

こちらはドドンと大粒の樽カキ!濃厚な海のミルクは、一部は生で、残りは翌日のメインディッシュ、カキフライへと変身させます!

そして、ピカピカの新鮮な魚たち。色艶が抜群のめばちマグロは、お刺身と漬けで!

この美しい縞模様は…憧れの高級魚、石垣鯛!お刺身と、骨まで美味しくいただけるあら汁にしていきますよ!
今が旬です。良い感じです。
箸休めも抜かりなく!

箸休めには、この可愛らしい若もぎ小茄子の漬物です。食卓のアクセントになります。

翌日のメニュー用に、ジューシーなソーセージもスタンバイ!
極上料理への第一歩!不器用さんでも失敗しない「白子」の丁寧な下処理
「白子」と聞くと、下処理が面倒…と思われがちですが、ここを丁寧にやるだけで臭みが全くなくなり、とろけるような食感になります!市場初心者さん、ぜひ挑戦してみてください!

1. 臭みと血合いを徹底除去!塩水で優しく洗う

塩水(分量外)を準備:ボウルに水と塩(海水くらいの塩気)を入れ、白子をそっと入れます。

優しく血合いを洗う:指の腹で白子の表面をなでるように、残っている血合いや薄い膜を優しく洗い流します。強くやると白子が崩れるので注意!

水気を切る:血合いなどが取れたら、一旦ざるに上げて水気を切ります。
2. 食感を格段にアップ!「秒速の湯通し」
この工程が、白子をプリッとさせて、とろけるような食感にする超重要ポイントです!

急冷用の氷水を用意:ボウルにたっぷりの氷水を用意しておきます。

熱湯でたった20秒!:沸騰したお湯を弱火にして、白子を入れ、カウントダウン開始!たった20秒で引き上げます。いっぺんにやるとお湯の温度が下がるので、小分けに数回に分けてやりました。

即座に氷水へ!:茹で上がったら、すぐに用意した氷水に入れ、予熱で火が通り過ぎるのをストップさせます。
これで、外はプリッと、中はとろ〜りの絶品白子の完成です!

やっぱりポン酢でいただくのが最高!口の中でとろけますよ…
豪華な市場定食の完成!失敗も美味しさに変える!
下処理を終えたら、後は盛り付けるだけ!市場の新鮮さそのままの豪華な夕食が完成しました!
本日の献立
まずは、お刺身の盛り合わせから!

お刺身盛り合わせ:石垣鯛とメバチマグロ
実は…この石垣鯛を三枚におろす際、正直なところ、ちょっと失敗してしまいました。へたっぴだから、身が骨側に多めに残っちゃったんです。
でも、新鮮な魚は「失敗」がない!と私は思います!なぜなら、その残った身と骨で、極上のアラ汁が作れるからです!
「お刺身で食べられる身が減っちゃったな…」なんてネガティブになる必要はなし!これは、「美味しいアラ汁を作るための、ポジティブな仕込み!」だと考えましょう!
その結果がこちら!

石垣鯛のあら汁:高級魚の出汁がたまらない!体が温まります。
新鮮な石垣鯛の骨から出る旨味と、少し残った身から溶け出す濃厚な出汁は、もう言葉になりません!魚さばきに自信がない人こそ、積極的にアラ汁にすれば、残すことなく、骨の髄まで美味しくいただけますよ!
もちろん、他の新鮮食材たちも最高です!

若もぎ小茄子の即席漬け:さっぱり美味しい箸休め

生牡蠣のポン酢添え:新鮮なカキは剥き身を少しだけ当日いただきました。
殻を剝かなくて良いのが良い感じです。

イカの刺身:透明感が違います!甘くて美味しいです。

イカのげそのバター焼き:香ばしくておつまみに最高!

イカの塩辛:ポイントはレモンのスライス!爽やかな香りで臭みゼロ!
翌日の楽しみ!カリッとジューシーなカキフライ&絶品アレンジ
新鮮な食材は一度に食べきれないのも嬉しい悩み!残りは翌日に回して、メイン料理とアレンジ料理を楽しみました!
不器用でも大丈夫!絶品カキフライの作り方
今回の主役は、残しておいた新鮮な牡蠣でカキフライ!衣付けは楽しく!楽しくペタペタしていきましょう!

小麦粉をまぶす:剥きカキの水分をよく拭き取り、均一に小麦粉をまぶします。

溶き卵にくぐらせる:余分な小麦粉をはたき、溶き卵にサッとくぐらせます。

パン粉をしっかり付ける:細かめのパン粉を優しく、でもしっかりと押さえるように付けます。

揚げる準備:バットに並べたら、冷蔵庫で少し休ませるとパン粉が剥がれにくいです。

油で揚げる:170℃くらいの油で、色良くカリッと揚げます。

完成したカキフライは、キャベツの千切りとレモンを添えて!この揚げたてのアツアツがたまりません!
翌日のアレンジメニュー!

石垣鯛のカルパッチョ:薄切りにしてオリーブオイル、塩胡椒、レモンでシンプルに。鮮度が良いからこその贅沢な一品!

マグロの漬け:メバチマグロを醤油・みりん・酒の漬けダレに漬け込みました。ご飯が無限に進む美味しさ!

そして、付け合わせのソーセージは、軽く茹でてからフライパンで焼き色を付けます!

焼きソーセージ:カリッと焦げ目のついたソーセージは、最高のサブメニュー!
市場で手に入れた新鮮な食材は、ちょっとの手間をかけるだけで、まるでプロの味になります!魚をさばくのが苦手でも、「アラ汁にすればOK!」「下処理を丁寧にすればOK!」とポジティブに楽しんでいきましょう!
「市場デビューしたいけど迷ってる」という方、ぜひこのレシピを参考に、美味しい食卓を楽しんでみてくださいね!
今回の料理はすべて足立市場で購入してきたものだけです。
足立市場。良い感じです。








